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Channel: 中村区中村町の中村
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◆臨死体験

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~はじめに~
僕は宗教家ではありません、実家もお葬式にならないと分からない感じの宗派(浄土宗?)で、毎月お坊さんがお経を詠みにくる系のお家です。

次に、このブログは決して「死」や「臨死体験」を美化・推奨するものでもありません。絶対にマネをしないでください。













このあいだNHKで、ジャーナリストの立花隆さんが臨死体験を大真面目に取材してた。

オカルトではなく海外まで飛んで臨死体験者や脳医学者にインタビューしたり・・・

近年動物実験で分かったことは、心臓と呼吸止まってから数分から数十分は脳はまだ活動していること。

どうやらこの数分間が所謂「臨死体験」となると。


「死んだ経験」を持つ人は同様に「意識が浮き上がって下方に自分の姿が見えた」と証言していました。










そうなんです、そのとおり。











小学校5年生のとき平時の脈拍が1分間に130回くらいあって、だんだん急に倒れることが増えてきて、お医者に行くと「房室ブロック第三度(完全房室ブロック)」と診断。
http://www.cardiac.jp/view.php?lang=ja&target=grade3_avb.xml

重度の心臓疾患でお医者は僕と母親にこう説明しました。


「普通の人が10本の筋肉で心臓を動かしているとしたら君は5本しかない、力が伝わらないからつまり倍のスピードを出して血液を送り出すしかない、だからたまに疲れて休んでしまう。ペースメーカーを体内に入れて心臓を動かすしか生き残る道はないです」


つづけて


「日常生活は問題ないけど、体育の授業は休むように、ムリすると本当に心臓が止まっちゃうよ」


当時から短距離走は負け知らず。小学校代表で中村区の大会にも出場していました。冗談じゃない、体育休めとはメシ食うなに等しい屈辱。


でも同時に、11歳にしてなんとなく、みんなと同じようには長くは生きられないんだと悟りました。


体育の授業は体操座りして見学、そんな姿を見て母親も悔しかったのでしょう、そっから母親に連れられて大学病院とか転々としました。


ある日、妙にダルイなぁと思いながら家の階段を登り切ったとき、いつもの発作が起こり心臓が止まりました。


いつもなら数秒でまた動き出すのですが、全く動きません。意識が遠くなり、目を空けているはずなのに目の前が暗くなっていきました。


「早すぎるよ、早すぎるよ、お母さん、早・・・」



覚えているのはここまでです。




何秒か、何分後か、意識が戻ると、右の指先に激痛が。



右手3本の指のツメが剥がれかけていて、土壁が爪に詰まっていました。壁には引っ掻いたような跡。


無意識に「生」への執着から倒れまいと爪で壁にひっかけていたのでしょう。





それから、医者に反抗するように中学では一番心臓に負担のかかるバスケットボール部へ入部、高校からは30年間ラグビーを続けることになります。


中学では第二度(軽減されたと診断)、高校卒業するころには脈は早いものの、ほぼ正常になっていました。







20歳のある日、中村区中村町の部屋で「その時の記憶」がなんの前触れもなく鮮やかに蘇ってきました。



以下が所謂僕の「臨死体験」です












壁に爪を立てながら前のめりにゆっくり沈んでいく11歳の自分。


それを上から見ている自分。


階段の下では母親とおばあちゃんの談笑する声。誰も異変に気づいていません。



僕は諦めて目を閉じます。



すると仰向けに横になった状態から頭の方へ、もの凄いスピードで滑り出しました。


ベッドに寝たまま早い車に乗って走りだしたような。


風は感じません。重力も感じません。



ただ、もの凄いスピードで頭から滑っていきます。



何秒か、何分か・・・


突然今度は上昇します。


子供のころ、プラスチックの下敷きを曲げてそこにビー玉をころがし、ジャンプ台にして遊んだような、直角ではなく、ヒュン!っという感じで横から上へベクトルが急に変わります。


またもや重力も抵抗も感じません。



エレベーターのスピードでは表現できないような上昇スピードです。



何秒か、何分か、何時間か


そして、ふっと




その空間というか、瞬間へ辿り着きます。





そこは








光に包まれた暖かい世界



例えるなら、冬の寒い日に、太陽が暖かく自分を照らす。


太陽は一つではなく360度全てにあって、自分を暖めてくれている。


体験したことのない快感というか快楽が全身を覆います。


鳥肌がたつ感動が数分間も止むことなく続く快感


感動のあまり涙があふれ出し


僕は呟く・・・






「ああ、やっと帰ってこれた・・・・・・・」






その時、例の指先の激痛で目が覚める。






以上が僕の「それ」です。




(それ以降、妙なチカラがついて、随分と友人を驚かせますが、今日は触れずにおきます。おそらく信じていただけないでしょうし、それに今はもうそのチカラはありません。でも証拠というか、証人は残してあります。いつか不謹慎と言われようが書きます。)




最近まで、僕はそれが世にいう「天国」というところだと思っていました。




ですが、ちょうど1年半前、2013年12月のある日、それがまったく違っていたことに気づかされます。




全く違っていました。




全くです。



ああああああああああ!

おれは間違ってた!

そうだったのかああ!!!




と全ての謎が解け、パズルが一瞬で全て埋まったような瞬間がありました。




天国ではない。でも天国はある、でも「そこ」ではない。



そこから自分なりに考え、結論にかなり近づいて、先週自分なりの「臨死体験」「天国」「輪廻転生」の本当の答えにたどり着きました。




途中の答えまではすでにこのブログを読んでいる途中、解る方がいます。



女性です。多くは20代から30代の女性です。






そして最後の答えまでたどり着いた方は、おそらく僕と同じ体験をした方で、僕と同じく、これ以上は語らないはずです。





従ってこのブログはここで終わりです。









※繰り返しますが、僕は宗教家ではありませんし、変な勧誘もしません。そしてこのブログは「死」や「臨死体験」を美化・推奨するものではありません。絶対に危険なことやマネごともしないでください。


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