【設定】
新宿東南口の昼限定のつけ麺屋
【登場人物】
店員1/20歳くらい
店員2/店長?35歳くらい
客1/外国人(アングロサクソン系)
客2/フリーター
客3/中村区中村町の中村
中村「ふむふむなるほど、食べた後は卵とごはん入れてまぜまぜするわけねあ、前金ね、はい800円」
フリーター「ズルズル」
店員「あい!らっしゃい」
アングロ君「Noodle?」
店員「いえす、じゃぱにーずぬーどる!そいそーすおあちきんそーす?ちょいす」
アングロ「SHOYU!Please!」
店員「いえすせんきゅう!・・・・・・ああ、ああ、やべえ『前払い』って何て言うんだっけ?」
店長「何て言うんだっけ」
中村「」
(は?俺?おいおい、俺を見るなよ!いや、今日は確かにスーツ着とる。ポールスミスのな。シャツにネクタイも珍しくしとる。だがな、君たち、スーツ着てりゃ英語ができるというのは誤解だ。なんたって俺は惟信高校3年生の最後の菊池先生の英文法のテストを27点で落として本当は留年確定だったところを、担任のなんめりとラグビー部顧問の木村先生と頭下げに行ってようやく卒業した過去を持つ男だぞ!だいたいな、ここ新宿だろ、隣の『安心お宿』のスタッフなんか英語ペラペラだぞ、君らも新宿でつけ麺屋やるならそれくらいの覚悟が必要なんじゃないのか?あああ?俺は中村区民だぞ、関係ないじゃんね
しらね~よ)
アングロ君「・・・・・・」
店員「いやあ、困ったなあ前払いでもらわないと・・・『英語でなんて言えばいいんすかね
』」
店長「何て言うんだろうなあ」
中村(こらこらこら!今もう一回見たな!今、俺を再び見ただろ!しかも店員二人そろってまあ、確かに、そこの頭悪そうなプータローには分からんかもしれん、だがな、俺はハワイでもシンガポールでも愛美の後ろをテチテチとついていったような大人だぞ!俺を頼るな!自分たちの力で解決するんだ!若者よ
)
中村(なんなんだこの空気感はそうか、俺が悪いのか?お前らそうやって俺を悪者にするんだな、名古屋のアイドル界と一緒で、みんなで俺ばっかり悪者にするつもりか?ああ、そうか、ようし分かった
)
中村「へいがい!ゆうぺいどひむびふぉああいいとぬーどる!OK」
アングロ君「Oh!Pay First?」
中村「いいえす!ぺいふぁーすと!それなぁ」
店員・店長「いえす!ぺいふぁーすと」
フリーター「ああ、ぺいふぁーすとね、やっぱりね・・・・」
中村「フリーター!お前!全部聞いとったんかい」
おしまい
さ、名古屋きゃあてこ
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◆新宿日記
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