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◆オーディション論2015

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今日はね。昔大切にしてた元アイドルの子からとっても嬉しい報告がありましてテンション上がってます



そして明日はdelaの新メンバーオーディション。なんか因縁感じます



さて、そのオーディション。この時間を持ちまして、手元にあるWEBと投票用紙の集計が終わりました。


皆さん、たくさんのご投票ありがとうございました。


特にWEB投票はOS☆U、delaを通じて過去最多の5,080票もの投票をいただきました。

ここ5年でもスマフォの普及率に比例して随分と票数が増えましたね。

特に初日は1分間に1票ペースで、あわわわって感じでした。



応募者総数はウソついてもしょうがないので書きますが、100人ちょっとです。

たしか・・・OS☆U 1期生が300、2期生が200、dela 1期生が600、2期生は300、SSは200くらいだったと思います。違ってたらゴメン


こう見ると応募者数に応じてフムフムって思ったりもするが、それだけじゃないしね



まあ、これが今の現状でしょうね。ここ5年の間、これだけアイドルグループが増えると応募も分散します。
5月~夏休みごろ、毎週のように多くの応募をいただきましたがそのほとんどは辞退ということになってしまいました



「他のグループに決まった」「家庭環境が変わった」「東京の事務所から誘われた」が主な理由ですが、最後のに関しては非常に問題が多く発生してますのでまた詳しく書きます。



「年に一回の公開プレゼンテーション」



この方法を2010年の5年前に初めてやったときは大批判をうけまして

ネットでは酷いバッシング、大須商店街連盟の方々も当時はみんなが応援してくれたわけではなく、もう開催するのに大変な苦労がありました。





「オーディションというのはダンスと歌と数時間に渡ってきちんと見てプロが審査してあげるべき、たった1分の自己紹介だけで何が解るというのか?」



僕は反論します



「アイドルとは、モデル・役者・歌手・ダンサーすべての要素を備えた総合的かつ代表的表現者である。1分で自分を表現できない者に何時間与えてもムダ!自己紹介ではなく、プレゼンテーション!この違いが判らんのにゴチャゴチャ言うなボケ!」



これをOS☆U(1・2)もdela(1・2)もSSも貫き通しました。


以前も書きましたが、日本を代表する美少女コンテストでこの短時間プレゼンテーションの方法が用いられています。僕は名古屋大会のオブザーバーとして呼んでいただいたりもします




でも「年一回」これは最後かもしれません。時代のスピードについていけません。ファンのみなさまから反発はあるかもしれませんが、当初は2年に一回、すでに1年に一回というのもどうかな、と。

5月に応募してきた美少女を翌年4月まで待て、というのは無理があります。


ちょっと新しい方法を考えます。




次に。


「審査員ではなくファン投票で決める」




ファイナルを選ぶことまではNBGFが行います。でも決勝はファンの人たちで決めてください。自分が応援したいアイドルを。



これも2010年に、某グループのアイドルオタクのオフ会に参加して聞いた一言を参考にして実施しました。


「東京の偉いプロデューサーではなく、地元の俺たちに選ばせてくれたら死ぬまで応援するのに・・・」




なるふぉど!と。




それ以来ずっと、この公開~ファン投票も続けています。


自身の意思で応募する→ファンが選ぶ→事務所は精一杯フォローする→アイドルは選んでくれたファンを裏切ることなく頑張り続ける→ファンは応援する→みんなで上昇していく




正直、この子だけは通したいと思う子も何人かいました。



OS☆Uの時の大須のファミマでバイトしてた子、すごくいい子でした。同じく新城市の子、あまりに遠いという理由で両親のご許可がいただけませんでした。



去年も、麗羽は明らかな逸材だし、他にも唯一の高校生、親御さんがあまりにも立派で。



でも、ファンが選ぶ。それを信じています。僕よりも冷静で、確かな目を持っているのはアイドルを自分達で応援して成長させてあげたいと思っているdelaのファンの目だと。




覚えてますか?かつての挑戦者たちの名作プレゼンの数々


岡島のエアハンド

森咲のアタック

大爆笑を誘った千聖のモノマネ

犬童のY字バランス

高野まりなのお習字「愛」

小夏のフルート

チエミのブラジル仕込みのサンバ

リカの2700

綾瀬麗奈の圧倒的トップ当選を成したよさこいダンス

瞳さとみのスギちゃん

そして犬塚志乃の司会者蹴り



今回も伝説が生まれるのでしょうか?楽しみですね。ぜひその目でみて、そして投票してみてください。












ところで、今回の辞退者は2名。これすごく少ないほうです。



残念ですが、それぞれ事情があるのでしょう。



でもここで一つ誤解を解きたい。



「モデルになりたいから、アイドルは・・・」


という方が毎回おられますが、もっと「今の」業界の勉強をすべきです。


delaはただでさえ「モデル事務所が作ったアイドル」と大真面目に雑誌に紹介されるほど、元々モデル志望の子が多い事務所です。今後ももっと「モデルの仕事」の領域に浸食していきます、これは事務所の方針です。


「モデル>アイドル」の時代錯誤の考え方も改める時期です。


「男ウケよりも女性に羨望の眼差しで見られたい」気持ちはわからんでもないが、ちょっと歪んでます。はっきり言えば同性を見下しているようで性格悪いです。


先に記していますがNBGFはそこからモデル・女優・グラビア・レポーターあらゆる職業になれる可能性をもったプラットホームです。モデル・ドラマ出演への最短距離です。これは間違いない。



でも、高いお金を払ってめったにない「歩くレッスン」受けてる自分を恍惚の表情で見たい気持ちもわかります。


女性が「ああ、私、今、モデル(女優でもいいけど)を目指して頑張ってるんだぁ」っていう感覚でいたいことは悪い事ではありません。男性から見たら全くムダな時間と出費だとしても。







さて、今回どうしても書きたいことがあります。




当日票になるべく影響が出ない書き方をしますが。



それはdela弓彩也香の影響というか、功績です。



2012年のdela最初のオーディションのとき、滋賀県からその年の美少女コンテスト「ミス・ティーン・ジャパン」の近畿地区代表が応募してきました。



2011年、OS☆Uの2期生の時も横浜から、めっちゃくちゃ可愛い(犬童より、ピカりんより可愛いかも!)高校生からご応募いただきました。


どちらも問いただします「合格した場合、本当に通えますか?もし途中で通えなくなるのなら辞退してください、でないと勇気をだして挑戦してくれて落ちた子に申し訳ない」



それで残念ではありましたがどちらの子も辞退しました。




が!



そうです。辞退せず「通えます!」と言い張った大阪の美しき全日本チャンピオンがいました。



浪速のダンス職人、弓彩也香です。




プレゼンではオリジナルの「さやちむボード」を作成して見事合格!


まあ、難しいだろうな・・・と思いつつも、それでも2年半の間、ちゃんとレッスンも小さな仕事もやり抜いてくれました。素晴らしい!


その間、彩也香のお母さんとは何度も何度も何度も電話で口論・・・というよりも「罵り合い」しながらも。(詳しくはとても書けません


本当によくケンカしましたが、お母様も娘への愛情と共に、delaに在籍することは娘にとって貴重な財産であるということを理解いただいていました。



交通費、移動時間バカになりません。



delaのギャラは最近でこそ、まあまあですが、最初のころなんか3万くらいです。


たぶんイッテコイ、いやおそらく赤字でしょう。


それでも自宅の大阪から京都の同志社大学行って、そっから名古屋まで通ってくれました。


今でもあの強烈な大阪のお母さんとはたまにはバトルして(たまに、でいいです)お話したいと思ってますし、尊敬に値する大好きな方でもあります。








今回、京都から応募いただき、2人がファイナルに残っています。



同じように「通えますか?」と確認をとり了解を得ましたが、それ以上は問いません。



弓彩也香が実績を作ってくれたからにほかなりません。



これが彩也香が半年くらいでさっさと辞めてたら、大阪・京都の応募者は絶対残しません。


もし、この子たちが合格したら、それは
弓彩也香がdelaに残した財産を受けつぐんだということをお伝えしたいと思います。








逆もあります。








今の時代、アイドルグループのネットワークは全国に広がっていて、大・小、東京・地方の事務所・一般企業を問わずあらゆる情報のやりとりをしています。



事務所に迷惑かけて辞めた子、ウソをついて辞めた子、などなど


この情報はいやでも入ってきます。



delaは全く気にしません、ファンが選んだ子を迎え入れます。


でも他はどうでしょうね?特にしっかりしたところ事務所や企業は、リスクを恐れます。


「この子昔、中村さんとこにいた子ですよね?どうして辞めた?親めんどくさい?」


何年か前、実際にとある大手プロダクションから僕が聞かれた質問です。最後の言葉



「親、めんどくさい?」


これ今めっちゃ重要。


本人はいい子なんだけど、親の主義主張が強すぎたり、いちいち文句言ってくる。学校じゃないんだから、面倒見きれん。っていう事務所の訴えがかなり増えてます。ほんと、本人がかわいそうです。


インターネット時代、皆さんが思ってる以上に「親のブラックリスト情報」は業界だけでなく、学校や、一般企業にも出回ってると考えた方がいいです。



簡単なことです。たとえ方向性は違っていたとしても、その子のために一生懸命になってくれた社長やプロデューサーやスタッフには、ウソはつかず、まずは感謝の気持ちをきちんと伝えるべきです。法律や契約書のハナシはその後です。


日本人なら、当たり前のことです。


素人の愚かな助言や、自称プロデューサーのブローカーの浅い知恵で判断すると永遠に不幸になることが多々あります。



もしも、弓や河合やぴかりんや横地や岡島のことを、業界や、一般企業の人事担当者から聞かれたら間違いなくこう答えます。



「本人も親御さんも素晴らしいですよ!御社で大活躍します、絶対おススメです!」








さて、明日はdela新メンバーファイナルオーディション


美少女たちの最後のプレゼンテーション

12:30~ビックカメラ名古屋駅西店です。





2010年のOS☆U1期生から昨年のdela2期生まで、僕は必ず、プレゼンテーション前夜には候補者全員にメールします。




昔ほど、アツアツのメッセージは送りませんが今回も23時ごろ送信しました。


delaオーディション決勝へ進まれる皆様へ

(中略)

本当は「みんな通ればいいのに」といつも思います。実はこんなことに巻き込んで申し訳ない気持ちもあります。

友達に冷やかされたり、SNS等で「お前なんかどうせダメだ」と書かれたり・・

 

でも今までも、挑戦者にはずっと言い続けてきましたが、今夜のプレッシャーに打ち勝って、明日堂々とプレゼンが行われた時点で皆さんはすでに勝者です。

delaメンバーになれるかどうかは時の運。 

もし挑戦する貴女の姿を笑う奴がいたら、ダメだったとき「ほらみたことか」と嘲笑するやつがいたら、みんなで指を指して笑ってやりましょう。「お前なんか挑戦さえできないじゃないか!」と。

 

さあ、明日、どうか持てる自分を最大限に発揮してみてください。

 

そして、ご縁があれば、僕たちと一緒に誰も見たことのない世界を目指しましょう!

 

みんな頑張って!明日はよろしくお願いします。

 

delaプロデューサー 中村浩一

※不安や質問がある方は遠慮なくどうぞ、3時くらいまでは電話出るようにします。









まあ、というわけで3時までは起きてます。


明日、いよいよ次代のdelaを担う新メンバーが誕生します。その瞬間は18:00~栄のスターズホール。ご期待ください!




もうすぐ3時。おやすみなさい。


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